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ピルを飲み忘れたらどうすればいい?飲み忘れのタイミング別対処法

2020年07月20日

ピルは適切な時期以外で服用が途切れると効果が落ちるため、避妊目的で使用している方にとっての飲み忘れは大きな不安要素になり得ます。しかし、たとえ飲み忘れたとしても適切な対処方法をとれば大きな問題はありません。ただし、飲み忘れたに気付いたタイミングによって対処方法は異なります。

本来服用すべき時間から半日以内(12時間以内)に気付いたなら、その気付いた時に飲み忘れた1錠を飲みます。あとは特にすることはなく、元通り決まった時間に1日1錠を繰り返していきます。

気付いた時に本来服用すべき時間から半日以上(12時間以上)経過している場合は、いつも服用している時間に2錠(昨日と今日の分)を飲みます。体内に起きる効果が多少薄れている可能性があるため、昨日と今日の分2錠を服用後7日間はコンドームなどの避妊具を使用してください。

気付いた時が本来服用すべき時間から24時間以上経過している場合(2回飲み忘れた場合)は、1週目(1錠目から7錠目)2周目(8錠目から14錠目)なら半日以上経過してしまった場合と同様の対処方法をとります。いつも服用する時間に2錠飲んで、服用後7日間は避妊具を使用するということです。

1週目で服用が途切れると、それ以上の周期の時よりも妊娠する可能性が高いと言われています。長期間服用している場合は1週目でも、飲み方が適切なら初めて使用する方よりもこれまでの効果が多少あると考えられます。しかし休薬期間の区切りがあるため、継続服用期間が長くても1週目の体内状態は初期に近いと言えます。油断はなりません。

2週目に飲み忘れた時は、1週目の時よりも悪い影響が少ないと言われています。つまり、2週目の方が服用を忘れても妊娠失敗率は増加しないということです。それでも服用の途切れることによる効果の減少は少なからず起きますので、1週目ではないから悪い影響は出ないとは言えません。

24時間以上経過していることに気付いたのが3週目(15錠目から21錠目)であった場合は、サイクルを初期化するため新しいシートから飲み始めます。体内に起きる効果がかなり薄くなっている可能性か高いため、次の服用停止期間または偽薬服用期間に出血が起きるまでは、絶対的に避妊具を使用した方が良いでしょう。

3回の飲み忘れが生じた方も、区切りをつけて新しいシートから飲み始めます。体内の効果はほぼ無いに等しいため、妊娠すると可能性が大いにあります。服用停止期間または偽薬服用期間に出血が起きるまでは、避妊具の適切な使用が欠かせません。

区切りをつけて新しいシートから始める場合は、服用を忘れた分が残る前シートを処分してください。実薬でも偽薬でも、サイクルに混乱が生じないように処分することが医師からも勧められます。また、残しておくと本来の使用法とはズレた扱いをされる可能性もあるため片付けましょう。

本来とはズレた使用法というのは、過剰摂取・使用期限外服用・処方された者あるいは購入した者が自分以外の人に使うことなどです。ピルは1度にたくさん摂取すればそれだけの効果が得られるものではないため、たとえ使用期限内でも新しいシートに変えるべきタイミングで処分します。

使用しないにしても放置したままでいると、いつかの時に使用期限が切れた状態で発見される恐れがあります。発見された後に処分されるなら良いのですが、場合によっては使用されてしまうことも否めません。ピルだけに限りませんが、使用期限が過ぎた薬品は塗ることによる被害や、無意味な服薬が起きないよう速やかに処分しましょう。

また、ピルは病院では医師から処方された本人、通販では購入した本人しか使用してはいけません。通販では本来自分以外のために購入することはできませんし、購入したものを誰かに使う・売る・あげることは法律違反になります。