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ピルを飲むと性欲減退することもある!不感症になる可能性も!?

2020年06月11日

女性器が濡れるのは、ホルモンバランスの周期によるものです。生物としての機能であり、人によっては自身の性欲上昇状態を感じ取る方もいます。そのような時期は膣分泌液が多くなり、外部刺激や心的興奮によりいわゆる濡れが安易になります。常に濡れやすい人はホルモンバランスというよりも、心的興奮や単なる緊張が関係している場合が多いです。

ピルを服用すると、膣が濡れない事態が起きることがあります。それどころか性欲減退や不感症のような状態になる方もおり、以前からそうでなかった人やパートナーがいる方にとっては悩みの種にもなり得ます。

ピルの服用により性欲減退・不感症に似た状態・膣が濡れないといったことが起きる理由は、ホルモンバランスを調整する作用にあります。ホルモンバランスは周期によって変動し、通常ならその一環として性欲増加期が存在します。

ピルによってホルモンバランスが調整されると、そういった周期の変動が無くなります。つまり、性欲の出る時期が来なくなる可能性があるということです。ホルモンバランスの調整によりもたらされる効果は女性の心身的調子にとって嬉しいものが多い中、性欲が低い位置で落ち着いて変動が起きにくくなる原因にも原理的には十分なり得ます。

性欲減退・不感症のような状態・膣が濡れないといったものは、副作用とは言いません。悪しき症状を現す副作用ではなく、単なる原理的作用です。それだけホルモンバランスが安定しているということなので、正常にピルが効果を発揮している現れとも言えます。

しかし、人によっては困る方もいるでしょう。そのような時には、性欲に対する対処を図る必要があります。対処法はいくつか考えられますが、一般的には考え方の見直し・処方ピルの調節・ローションやゼリーを使う・性感帯を刺激するなどが挙げられます。

まず、考え方の見直しです。ピルの服用によって濡れなくなるといった先入観があると、そのストレスから性欲が減退することもあり得ます。やたらと何かのせいにする捉え方を取り除くだけでも、濡れない状態は改善することがあります。服用者の中にはピルにより不調から解放され、むしろ濡れやすくなったと言う方もいます。

次に、処方薬・服用薬の見直しです。副作用が強いものは体に合っていないため、それにより性機能に支障が現れる場合もあります。医師に処方されたものを使用しているなら、その医師に合わないことによる不調を相談してください。

服用後1週間くらいは誰にでも副作用が起こり得ますが、2週間以上変わらず続くようなら要相談です。また、1週間以内でも生活に支障が現れるような明らかな強い副作用がある場合も相談してください。服用を続けることに意味があると言っても、強い副作用があっては体に良い効果は出ません。我慢して乗り切ろうとせず、きちんと相談することが大事です。

3つ目の対処法は、性行為の際にローションやゼリーを使うことです。これらの潤滑剤を使用することで心地よい刺激を受ければ、性欲減退が改善されることもあります。ただし、潤滑剤を選ぶ時には成分に注意してください。謳われている真偽不明の文句に惑わされず、安全な成分を配合した製品を選びましょう。

ローションやゼリーを使用して、性感帯を刺激してみるのも1つの手段です。性感帯の場所には個人差があるため、パートナーと一緒に互いの性感帯を探ってみると良いでしょう。性欲には心的要素が関係しているため、状況や膣外接触を心地良いものにすることで性欲減退の改善が見込めます。

また、性行為は膣が濡れなくても行えると思っている方も少なからずいますが、潤滑液のない膣内で摩擦が起きると傷の原因になります。傷は感染症や炎症を引き起こす要因になるため、体を大切にする意味でも濡れない場合は潤滑剤を使用することをおすすめします。